産科スタッフのための「やさしい日本語」
2月23日(祝)に埼玉県立大学で産科スタッフのための「やさしい日本語」研修会が行われ、当団体が講師として協力をしました。
当日は、すでに病院や保健所などで勤務をされている方、大学の教員関係者など20名ほどが集まりました。
3人の外国人の模擬患者に「分娩予定日」「妊婦健診」「血液検査」などの言葉を「やさしい日本語」で説明をする練習や、「破水をしたときの注意」「母子健康手帳を市町村で交付してもらう」などの文章を「やさしい日本語」で伝える練習が行われ、非常に現場に即した研修会が行われました。
医療現場は命を預かる場所です。「やさしい日本語」は外国の方を安心させるためには当然ですが、やはり、翻訳機などの「多言語対応」や、イラスト、写真など視覚的に見せることも大切だと思います。
外国の方からは医療の言葉は難しい、医者の説明はよくわからないなどの意見もあり、医療現場での「やさしい日本語」が少しでも広がってほしいと改めて思いました。
※募集時のチラシ(募集は終了しています)