COVID-19 発⽣以前と発⽣後で在住外国⼈がどのような影響を受けているのか
一般社団法人 多文化共生コスモ越谷では、公益財団法人かめのり財団の緊急支援プロジェクト助成金を受けて、在住外国人455人を対象に、在住外国人が就労面にどれほど影響を受けているのか、また、ワクチン接種を行っているのか等について、昨年11月にアンケート調査を行い、生の声を集めました。
このたび調査結果がまとまりました。分析報告書48頁と分析報告書の概要版8頁の形になっています。
この調査は、その結果に基づき、COVID-19 ワクチン接種サポートと就労サポートに繋げていくことを⽬的としています。
各ページ毎に、JPEG画像とPDFにて報告書の概要版をご覧いただけます。
また、こちらから全8ページをPDFにてダウンロードもできます。
尚、分析報告書(全48ページ)冊子を無料で配布しております。
ご希望の方はお問い合わせよりお申し付けください。
送料として着払いにて331円をご負担いただきますので、予めご了承ください。
在住外国⼈への就労とワクチン接種についての アンケート分析報告書(概要版)
はじめに(P1)
1.調査概要
2.回答者の属性 (P2)
調査名:在住外国人への就労とワクチン接種についてのアンケート
―COVID-19禍における在住外国人の就労支援とワクチン接種に関する事業―
調査対象:主に埼玉県の東部、南部地域に住む在住外国人
調査期間:2021年11月1日から11月30日
調査方法:調査員※による聞き取りアンケート調査
※調査員とは、調査に協力をしてくれた有償ボランティアのことで、主に、外国の方が調査員として活躍をしてくれた。
回収件数:457件(有効件数 455件)
対象者の出身国: 中国 フィリピン ネパール タイ ベトナム パキスタン 他21カ国
3.ワクチン接種に関する分析報告(P3・P4・P5)
ワクチン接種についてわかったこと。
- 多くの外国人が日本人と同様に接種を終わらせていること。
- 出身国によって、接種率に差があること。
- 日本のメディアから情報を十分に取れていないこと。
- コロナに関する多言語情報が外国人に十分に届いていないこと
今後の活動:新型コロナの情報提供を行っていく。
- 2月26日 薬剤師による中国人対象のコロナ説明会(実施済み)
- 3月17日 外国人支援に関心のある日本人を対象に新型コロナの勉強会(実施済み)
4.就労に関する分析報告(P6・P7・P8)
就労面についてわかったこと。
- 調査時点で仕事をしている人は全体の74%。
- そのうち、勤務時間や勤務日数が減った人は45%であった。
- 休業支援金の受給は全体で18%であった。
- そして、生活が苦しくなったと50%の外国人が答えている。
- 就労サポートの希望者はベトナムが多かった。
- 今回の調査でベトナムの多くは留学生である。
- ベトナムは解雇率、転職率も高かった。
- ネパールとパキスタンは、在留資格で働く内容の制限があり、自分たちで仕事を見つけざるを得ない状況が見えた。
今後の活動:特定技能ビザ、ハローワークとの連携などで就労サポートを行いたい。
- 2月21日 ベトナム人対象の特定技能ビザの説明会(実施済み)
- 3月1日 ネパール人対象の特定技能ビザの説明会(実施済み)
最後に
今回のアンケート調査にご協力いただきました団体様、ご協力者の皆様には、厚く御礼を申し上げます。
概要版全8ページ(PDF)はこちらからダウンロードできます。
分析報告書(全48ページ)冊子を無料で配布しております。
ご希望の方はお問い合わせよりお申し付けください。
送料として着払いにて331円をご負担いただきますので、予めご了承ください。
事業名:COVID-19 禍における在住外国⼈の就労⽀援とワクチン接種に関する事業
― 公益財団法⼈かめのり財団緊急⽀援プロジェクト助成事業 ―